「アーセナルFC」

アーセナルFC

アーセナルFC
原語表記 Arsenal Football Club
愛称 The Gunners
クラブカラー 赤と白
創設年 1886年
所属リーグ イングランドプロサッカーリーグ
所属ディビジョン プレミアリーグ
ホームタウン ロンドン
ホームスタジアム エミレーツ・スタジアム
収容人数 60,432
代表者 イングランドの旗 ピーター・ヒル=ウッド
監督 フランスの旗 アーセン・ベンゲル
公式サイト 公式サイト

Template(ノート 解説)サッカークラブpj

アーセナル・フットボールクラブ (Arsenal Football Club) はイングランドの首都ロンドン北部に拠点を置くプロサッカークラブである。愛称は「ガナーズ(Gunners)」。また、アーセナルのサポーターのことを「グーナー(Gooner)」という。プレミアリーグに所属している。

資金がそれほど豊富なクラブではないため、ビッグネームと言われる選手を他クラブから引き抜く事はあまりなく、移籍金が安価(または無償)な15~17歳前後の将来有望な他国の若手選手を獲得する手法をよく採ることでも知られる。そのためチームの平均年齢が若い。ただし、2006年から新スタジアムに移転したことで収益性が増し、2007年現在レアル・マドリードに次いでヨーロッパで2番目に裕福なクラブとなった(ただしこのランキングは収入のみで計算しており支出は含まれていないため、新スタジアム建設などによる多額の借金があるアーセナルは純粋に裕福なクラブとはいえない)。

過去にはリーグ優勝13回、FAカップ優勝10回と多数のタイトルを勝ち取っている。国外でも1993/94シーズンのUEFAカップウィナーズカップ優勝、翌1994/95シーズンの同大会で準優勝を果たしている。UEFAチャンピオンズリーグには毎年のように出場、2005/06シーズンには初の決勝進出を果たした。

1888年のアーセナルの選手達
創立当時の1888年に用いられたアーセナルのロゴ
1949年から2002年に用いられていたロゴ
2003-2004シーズンのFAプレミアリーグ優勝トロフィーを受け取るキャプテンのパトリック・ヴィエラ
エミレーツ・スタジアムのグラウンド

目次

歴史とエピソード

  • 1886年、ロンドン南東部においてDial Square(ダイアル・スクウェア)として創立。
  • 1891年Woolwich Arsenal(ウーリッジ・アーセナル)と改名。ウーリッジには(第一次大戦中、労働者8万人が働いていた)王立兵器工場があり、Arsenal=兵器工場(工廠)、Gunners=砲撃手はここに由来する。第一次世界大戦が勃発した1914年に現在の名称となった。
  • 同じロンドンに拠点を置くクラブとしてチェルシーチャールトンなどが挙げられるが、特に北ロンドンに本拠を構えるクラブ同士としてトッテナムとライバル関係にあるとされる。それをよく象徴するのが、かつて同クラブから移籍してきたソル・キャンベル(現:ポーツマスFC所属)に対してスパーズファンからユダと呼ばれたという出来事である。両チームの対戦は「ノースロンドン・ダービー」と呼ばれ、マンチェスターマンチェスター・ユナイテッドvsマンチェスター・シティ)、マージーサイドリバプールvsエバートン)と並び3大ダービーの中の一つに数えられている。
  • アーセナルは伝統的にフィジカルを前面に押し出した守備的な戦い方で知られており、90年代前半はフェイマス4と呼ばれたトニー・アダムスナイジェル・ウィンターバーンリー・ディクソンマーティン・キーオンを中心とした堅固な守備を誇った。また、他チームのサポーターや攻撃的サッカーを好む一般のマスコミからは「1-0のアーセナル」「退屈で守備サッカーを展開するチーム」としてややもすると嘲笑の対象となっていた。しかし、96年のアーセン・ベンゲル監督就任後はこの伝統の守備的なチームカラーから一転、海外の選手を積極的に補強し華麗なパスワークを武器にした圧倒的な攻撃力を誇るチームへと生まれ変わり、世界中のファンを魅了している。

2000年以降の話題

また、数少ないアーセナルのイングランド人選手ウォルコットは、17歳の若さで同クラブでの公式戦出場がないにも関わらず選出され、イングランド国内外でサプライズ招集として注目を浴びたが、試合出場の機会は無かった。

  • 2006-2007はゲーム開始時、ピッチ上にイングランド人選手が全くいない(アーセナルの全メンバーを見ても、8人しかおらず、そのほとんどは試合での起用の機会が少ない若手選手)試合が多く(同年以降レギュラー格にはほとんどイングランド人選手がいない)、しばしイングランド国内において外国人偏重チームと非難されることが多い。英国のチームながらベンゲル監督を始めフランスやアフリカなど、フランス語圏系の選手が大半を占め、イングランド人選手の活躍の場が結果的に少ない状況になっている。なお、この理由についてベンゲル監督はアーセナルが若手有望株を多く登用する方針であることを指摘した上で、「だがイングランドの若手選手を獲得しようとすると、他の国の選手に比べて値段が高い。そうなれば法律的に15歳から17歳の移籍金のかからない国の有望な若手選手に目を向けることが多くなるのは自然なことだ」とのコメントを残している。
  • 近年プレミアリーグのクラブを中心に外国人投資家による買収劇が相次いでいるが、アーセナルもロシアの富豪アリシア・ウスマノフと前副会長のデイビッド・デインが現在(2007年11月)共同でアーセナル買収に向け活動を続けている。だが、現経営陣やサポーターから強硬な反対にあっているため、現経営陣は当面の間、株式の譲渡を凍結する合意を結んでいる。
  • 国家による労働法・雇用法の違いを利用し、18歳未満の選手を無償で獲得する手法にはスペインのクラブチーム、ジョセフ・ゼップ・ブラッターFIFA会長、ミシェル・プラティニUEFA会長などから批判が上がるが、法律上は問題はないのでむしろ各クラブのモラルの問題と見る声もある。一方で、2003年16歳にしてFIFA U-17ワールドカップで得点王とMVPを獲得しバルセロナでも特に将来を嘱望されていたセスク・ファブレガス選手は同大会終了後アーセナルへ移籍し、才能を発揮した。
  • バッキンガム宮殿における エリザベス女王主催のお茶会にサッカークラブとして初めて招待された。エリザベス女王とその孫ハリー王子はアーセナルのサポーターであると言われている。エミレーツ・スタジアムの落成式にはエリザベス女王が臨席する予定であったが、体調を崩していたため、夫のエディンバラ公フィリップが代理出席した。
  • スイスとオーストリア共同開催のEURO 2008にはこのチームから次の選手が選出された。(以下のリストは2008年6月当時の所属選手)(アーセナルでの背番号順)
    • スペイン:セスク、スイス:センデロス、フランス:ギャラス、オランダ:ファン・ペルシ、スイス:ジュルー。なお、チェコ人のトマーシュ・ロシツキー及びクロアチア人のエドゥアルド・ダ・シルヴァ両選手は両国にとって主力のひとりだが、二人とも怪我のため招集が見送られた。

スポンサー

現在の(2007-2008シーズン)スポンサー

企業名 本社 概要(リンクが無いものは業種)
NIKE アメリカオレゴン州 ユニフォームジャージなどの用具を提供
Emirates UAEドバイ ユニフォームにロゴを掲出。またスタジアムのネーミングライツ権利を持つ企業
O2 plc イングランド 通信大手テレフォニカ傘下でモバイル事業を展開。以前は胸にロゴを掲出していた
LG 韓国
EDF ENERGY イングランド 12,000人以上を雇用する大手電力会社
Lucozade Sport スポーツ飲料メーカー
EA Sport アメリカカリフォルニア州
Thomas Cook ドイツ
Paddy Power アイルランド ブックメーカー
EBEL スイス
British Telecommunications イングランド 電気通信事業

日本企業

  • SEGA
    • SEGAのロゴを胸にロゴを掲出していた。また、Dreamcastのロゴで掲出していた時期もあった。
  • JVC
    • 1983/84シーズンから、1998/99シーズンまでJVCのロゴを胸にロゴを掲出していた。
  • 三菱電機
    • スポンサーでは無いが、エミレーツ・スタジアムの大型ビジョンは三菱電機のオーロラビジョンを使用している。

タイトル

国内タイトル

  • リーグ : 13回
    1930-1931、1932-1933、1933-1934、1934-1935、1937-1938、1947-1948、1952-1953、1970-1971、1988-1989、1990-1991、1997-1998、2001-2002、2003-2004
  • FAカップ : 10回
    1929-1930、1935-1936、1949-1950、1970-1971、1978-1979、1992-1993、1997-1998、2001-2002、2002-2003, 2004-2005
  • フットボールリーグカップ : 2回
    1986-1987、1992-1993
  • コミュニティーシールド : 11回
    1930年、1931年、1933年、1934年、1938年、1953年、1991年、1998年、1999年、2002年、2004年

国際タイトル

歴代使用スタジアム

  • 1885年8月1日 - 1887年7月31日:プラムステッド・コモン
  • 1887年8月1日 - 1888年7月31日:スポーツマン・グラウンド
  • 1888年8月1日 - 1890年7月31日:メイナー・グラウンド
  • 1890年8月1日 - 1893年7月31日:インビクタ・グラウンド
  • 1893年8月1日 - 1913年7月31日:メイナー・グラウンド
  • 1913年8月1日 - 2006年5月07日:ハイベリー

現在のホームスタジアム

なお、UEFAチャンピオンズリーグの開催時はUEFAの規定により『アーセナル・スタジアム』の名称になる。

現所属メンバー

2007-2008シーズン基本フォーメーション


No. Pos. 選手名
1 スペインの旗 GK マヌエル・アルムニア
2 フランスの旗 MF アブー・ディアビ
3 フランスの旗 DF バカリ・サニャ
4 スペインの旗 MF セスク・ファブレガス
5 コートジボワールの旗 DF コロ・トゥーレ
6 スイスの旗 DF フィリップ・センデロス
7 チェコの旗 MF トマーシュ・ロシツキー
8 フランスの旗 MF サミル・ナスリ
9 クロアチアの旗 FW エドゥアルド・ダ・シルヴァ
10 フランスの旗 DF ウィリアム・ギャラス
11 オランダの旗 FW ロビン・ファン・ペルシ
12 メキシコの旗 FW カルロス・ベラ
14 イングランドの旗 FW セオ・ウォルコット
15 ブラジルの旗 MF デニウソン
No. Pos. 選手名
16 ウェールズの旗 MF アーロン・ラムジー
17 カメルーンの旗 MF アレクサンドル・ソング
19 ブラジルの旗 MF ジウベルト・シウヴァ
20 スイスの旗 DF ジョアン・ジュルー
21 ポーランドの旗 GK ウカシュ・ファビアンスキ
22 フランスの旗 DF ガエル・クリシー
24 イタリアの旗 GK ヴィト・マンノーネ
25 トーゴの旗 FW エマニュエル・アデバヨール
26 デンマークの旗 FW ニクラス・ベントナー
27 コートジボワールの旗 DF エマニュエル・エブエ
30 フランスの旗 DF アルマン・トラオレ
31 イングランドの旗 DF ジャスティン・ホイト
監督

主なリザーブ&アカデミー所属選手

No. Pos. 選手名
35 ノルウェーの旗 DF ホーヴァル・ノルトヴェイト
37 イングランドの旗 DF ポール・ロジャース
39 イングランドの旗 MF ヘンリ・ランスベリー
41 イングランドの旗 DF ギャヴィン・ホイト
42 スペインの旗 MF フラン・メリダ
43 オランダの旗 MF ナセル・バラジテ
44 イングランドの旗 DF アブ・オゴゴ
No. Pos. 選手名
45 イングランドの旗 MF ジェームズ・ダン
47 イングランドの旗 MF レネ・スティーア
34 イングランドの旗 MF キーラン・ギブス
36 イングランドの旗 MF マーク・ランドール
38 イングランドの旗 FW ジェイ・シンプソン
-- オランダの旗 MF フィンセント・ファン・デン・ベルフ

他クラブへレンタル中の選手

No. Pos. 選手名
-- ブラジルの旗 MF ペドロ・ボテーリョ (to サラマンカ 2008-)
46 イングランドの旗 DF ケリー・ギルバート (to レスター・シティFC 2008-)

08/09移籍

詳細はen:List of English football transfers summer 2008を参照

歴代監督

ハイバリーハーバート・チャップマン胸像
氏名 国籍 期間
サム・ホリス 1894 - 1897
トーマス・ミッチェル 1897 - 1898
ジョージ・エルコート 1898 - 1899
ハリー・ブラッドショー イングランドの旗 イングランド 01.08.1899 - 01.05.1904
フィル・ケルソー スコットランド 1904 - 1908
ジョージ・モレル スコットランド 1908 - 1915
レスリー・ナイトン イングランドの旗 イングランド 1919 - 1925
ハーバート・チャップマン イングランドの旗 イングランド 1925 - 1934
ジョー・ショー イングランドの旗 イングランド 1934
ジョージ・アリソン イングランドの旗 イングランド 1934 - 1947
トム・ウィットトーカー イングランドの旗 イングランド 1947 - 1956
ジャック・クレイトン イングランドの旗 イングランド 1956 - 1958
ジョージ・スウィンディン イングランドの旗 イングランド 1958 - 1962
ビリー・ライト イングランドの旗 イングランド 1962 - 1966
バーティー・ミー イングランドの旗 イングランド 1971 - 1972
テリー・ニール 北アイルランドの旗 北アイルランド 1966 - 1976
ドン・ホーウィー イングランドの旗 イングランド 16.12.1983 - 22.05.1986
スティーブ・バーテンショー イングランドの旗 イングランド 25.03.1986 - 14.05.1986
ジョージ・グレアム スコットランド 14.05.1986 - 21.02.1995
スチュワート・ホーストン スコットランド 21.02.1995 - 08.06.1995
ブルース・リオッホ スコットランド 08.06.1995 - 12.08.1996
スチュワート・ホーストン スコットランド 12.08.1996 - 16.09.1996
パット・ライス 北アイルランドの旗 北アイルランド 16.09.1996 - 30.09.1996
アーセン・ベンゲル フランス 30.09.1996 -

トリビア

  • 1968年5月に来日し、日本代表チームと3試合をおこなった。アーセナルの3勝。釜本邦茂が出場している。

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズ
公式
ニュース
その他




[ アーセナルFC ]の改訂履歴 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』
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関連リンク